【解決!マイナンバー】マイナンバーカードの作り方を解説
- 2017/1/6
- 暮らし
- マイナンバー, マイナンバーカード作り方

解決!マイナンバー第三弾は、マイナンバカードを作るには実際にどのようにするのかについて解説します。
調べてみると様々な方法で申請が可能になっていてそれほど難しくないようです。
申請する ➡ 市町村より受取案内のはがきが届く ➡ 必要なものをもって本人が窓口で受け取る
申請については3つ方法から選べますが、受取は窓口で手渡しのみとなっています。
では申請方法から順に確認してみましょう。
マイナンバーカードについての詳しい解説はこちらの記事をどうぞ↓↓↓
【解決!マイナンバー】通知カードとマイナンバーカードを解説します
マイナンバーカードの申請手続きについて
マイナンバーカード作っておこうかな…と考えている人のために、マイナンバーを申請する手続き方法を郵送の場合・WEB申請の場合と順に紹介します。
その他にも店舗などに併設されている証明写真撮影機でも申請できるようです。
通知カードの下についている申請書のQRコードを読み込むことで、写真撮影から申請までできるようになっています。
ただし、対応しているのは一部の証明写真撮影機のみ。
以下から設置場所を検索できます。
DNPフォトイメージングジャパン
日本オート・フォート
富士フイルム
ひとつ知っておきたい注意点として、未成年の場合は5年ごとにマイナンバーカードの更新手続きが必要なことです。
初回カード発行時は無料ですが、更新時に手数料がかかるかどうかについては現時点ではまだ決まっていない市町村もあるので問い合わせが必要です。
参考までに、紛失や破損で再発行する場合の再交付手数料1,000円程度かかります。
未成年の子供のマイナンバーカードの申請については、今後の利活用拡大状況や個人の必要頻度を考慮して申請するかどうかを決めても遅くないと思われます。
マイナンバーカードの申請方法(郵送の場合)
郵送でマイナンバーカードの申請をする場合は、【解決!マイナンバー】通知カードとマイナンバーカードを解説しますで紹介した、郵送で送られてきた封筒に入っている申請書と返信用封筒を使用します。
申請書は通知カードの部分を切り取った残りの部分で、マイナンバーカード交付申請書と電子証明書発行申請書を兼ねています。
①~⑩の必要事項を記入し、⑧に顔写真(顔写真のチェックポイントはこちら)を添付して同封されていた返信用封筒に入れて郵送します。
マイナンバーカードの申請方法(スマホ・PCの場合)
申請書おもて面左下にあるQRコード、またはオンライン申請用サイトから申請することもできます。
- 申請用サイトからメールアドレスを登録します。
申請書おもて面に記載されている23ケタの申請書ID、氏名、メールアドレス、表示されている画像認証の数字とアルファベットを入力する。 - 登録したアドレスに届いたメールに通知されるURLにアクセスしてスマホのカメラで撮影した顔写真を登録する。
- その他の情報を入力
- 入力完了したら送信
交付申請の手数料は当面は無料(参照:マイナンバーカード総合サイトよくある質問)となっていますので、将来的には有料になる可能性はありそうですね。
その他、マイナンバーカード申請にかかわる疑問を以下に抜粋しますので参考にしてくださいね。
マイナンバーカード申請についてQ&A
A1 マイナンバーカードの申請は義務ではありませんが、マイナンバーカードは、各種手続きにおけるマイナンバーの確認及び本人確認の手段として用いられるなど、国民生活の利便性の向上に資するものですので、できるだけ多くの皆様に申請いただきたいと考えています。
A2 マイナンバーカードの申請期限は設けておりません。
同封されている切手不要の返信用封筒には期限がありますので、郵送で申請をされる際にはご注意ください。
A3 マイナンバーカードの交付申請書は住民票のある市町村の窓口で無料でもらえます。
新しくもらった交付申請書に書いてある新しい申請IDの番号を使って申請できます。申請書は一人につき1枚必要です。
A4 オンライン申請では、同一メールアドレスまたは同一の端末にて、複数人の申請が可能です。同一メールアドレスをご登録の場合、申請に不備があった場合の連絡先は同じメールアドレスになりますので、ご注意ください。
A5 社会保障・税・災害対策における各種手続きにおいては、マイナンバーの確認と本人確認の両方が必要となりますが、マイナンバーカードは、その両方を1枚のカードで行うことができます。
一方、通知カードは、マイナンバーの確認を行うためのみにつくられるカードであり、マイナンバーカードがあれば、通知カードを持っている必要はなくなります。
このようなことから、法令の規定により、マイナンバーカード取得の際は、通知カードを返納して頂き、返納された通知カードは市区町村において速やかに廃棄することとされております。
A6 申請の取り消しは可能です。お住まいの市区町村の窓口において取り消しのお手続きを承っていますので、お住まいの市区町村にご確認ください。取り消しのお手続き後でも、新しい申請書で再度申請をして頂くことが可能です。
なお、受領した交付申請書は返却できないことをご承知おきください。
引用:マイナンバーカード総合サイト マイナンバーカードよくあるご質問より抜粋
マイナンバーカードの受け取り方法
マイナンバーカードの申請後、上画像のような「交付通知書」はがきが届いた日から受取が可能です。
郵送ではなく、はがきに記載されている窓口に本人が出向いて手渡しで受け取ります。
交付に必要な持ち物
- 交付通知書(はがき)
- 「通知カード」
- 本人確認書類※
- 住民基本台帳カード(持っている人のみ)
代理人交付~本人がやむをえず受け取りに行けない場合
本人が病気、身体の障害、その他やむえない理由により、交付場所に行けない場合に限り、代理人にカードの受け取りを委任することができます。
以下のものをそろえて市町村窓口に代理人が受け取りに行きます。
- 交付通知書(はがき)
- ご本人の本人確認書類(※1)
- 代理人の本人確認書類(※2)
- 代理権者の確認書類(※3)
- 通知カード
- 住民基本台帳カード(持っている人のみ)
- ご本人の出頭が困難であることを証する書類
(例)診断書・本人の障害者手帳・本人が代理人の施設等に入所している事実を証する書類
マイナンバーカード申請まとめ
国は多くの国民にマイナンバーカードを普及させたいと考えているので、申請しやすさに配慮しています。
スマホを利用する人にはとても手軽に申請できますし、証明写真撮影ブースでも申請できるなんて驚きです\(◎o◎)/!
最も気を遣う個人情報なのに、こんなに手軽で大丈夫なんだろうか・・・
そして今のところ初回のカード発行は当面は無料となっています。
普及が進まないうちはおそらく大丈夫だとは思いますが、状況の変化によって有料にならないとも言い切れません。
一方、交付についてはなりすましなどの不正受取を防ぐために、本人であることを厳重に確認した上で手渡しのみになります。
また、代理人交付の場合は用意する確認書類も多く不便は感じますが、これはセキュリティ上必要な手続きです。
どちらにしても、カードだけでなくマイナンバー制度そのものが今後どのように拡大していくのか先行きが見通せないこともあり、カードを持ちたいと思う人はまだ少ないようです。
マイナンバー導入1年
カード取得伸び悩み8%国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当て、複数の行政機関が個人情報を管理するマイナンバー制度の導入から、1日で1年となった。ただ希望者に交付する個人番号カードの取得数は、管理システムの不具合もあって国内人口の8%程度と伸び悩んでおり、政府はカードの利便性向上などでマイナンバー制度の浸透を図る。今年7月には国や自治体の情報連携が本格的に始まり、窓口での手続き簡素化が進みそうだ。
現在、個人番号は社会保障や税の手続きで提示を求められる。番号カードの取得は昨年12月27日時点で982万枚。
現時点ではマイナンバーカードを持つ持たないは個人の自由で、持っていないからと言って法律で罰せられることはありません。
またいつまでに申請しなければいけないという有効期限もないので、メリットデメリット両方を考慮して決めればよいと思います。